櫻庭 健年 (Taketoshi Sakuraba)
(株)日立製作所 システム開発研究所 主任研究員
学歴・職歴
1983年3月 東北大学大学院 理学研究科 数学専攻 博士課程(前期課程) 修了
1983年4月 (株)日立製作所 入社、システム開発研究所 配属
以後、大型計算機用OS(VOS3)、分散コンピューティング環境(DCE)、
分散OS(Mach μカーネル)、超並列計算機OS、セキュリティシステム
等の研究開発に従事
2005年10月 九州大学大学院 システム情報科学府 情報工学専攻 入学(社会人ドクター)
専門分野
オペレーティングシステム、セキュリティ
主な業績
論文
櫻庭、新井、吉澤、藤田:『入出力仮想化による計算機高速化機能の開発とその分析・評価』、情報処理学会論文誌 Vol.33 No.11 pp.1341--1350 (1992)
講演
櫻庭、山本、野村、吉澤、丹代:『入出力仮想化機能と制御方式の開発−VOS3/AS:HAF』、情報処理学会第41回全国大会 (1990):情報処理学会奨励賞受賞
櫻庭、山本、野村、吉澤、藤田、丹代:『汎用入出力仮想化機構HAFの開発』、情報処理学会OS研究会 (1990)
T. Sakuraba, F. Travostino:『Using a Networked Mach IPC implemented in user-space with x-kernel』、OSF RI Spring Symposium (1994)
T. Sakuraba,
S. Domyo:『Lattice-based
Information Flow Model Compatible with Given Security Policy』、Proceedings of the Third International
Conference in Information、pp.282--285 (2004)
著作・執筆
佐々木、宝木、櫻庭、寺田、浜田:『インターネットセキュリティ−基礎と対策技術:2.2節「アクセス管理」、2.4節「ウイルス対策」』、オーム社 (1996):電気学会学術振興賞著作賞受賞 (1998)
土居範久監修:『情報セキュリティ事典:第11章アクセス制御第1節「個人認証」、第2節「アクセス制御」』、共立出版
(2003)
調査・報告
『スーパーセキュリティ基盤向けセキュアOS技術に関する調査報告書:第3章「電子政府システムの脅威分析」、第5章「脅威を解決するための対策技術の検討」』、電子情報技術産業協会(2004)
『アクセス制御に関するセキュリティポリシーモデルの調査:第1章、第2章、第3章の8モデル、第5章』、情報処理推進機構(2005)
http://www.ipa.go.jp/security/fy16/reports/access_control/policy_model.html
櫻庭、宗藤、進、森尻、藤田:『組込みシステムのセキュリティ』、戦略的ソフトウエア研究フォーラム(SSR)「オペレーティングシステムのセキュリティ機能に関する調査研究」(2005)
http://itslab.inf.kyushu-u.ac.jp/ssr/embeded.pdf