電子投票

[研究の概要]
電子投票システムは大きく三つの発展段階がある. 最初の段階は, 指定された投票所で電磁気録装置を通し投票を実施する方法であり, この方法で2002年9月23日, 岡山で新見市の最初の電子投票が施行された. 2番目の段階は,任意の投票所で投票のための 専用回線を通し投票をする方法である. 最後の段階は,携帯用の電話機などを通し,どこにいても投票を可能とする方法である. 現在は,実際の選挙に近接したシステムとして,不在者と一般有権者が共に使用することができ, 無効票を計算できる 電子投票システムに関する論文を2003年1月に発表する. 私が研究している電子投票システムは上述の2段階目に該当する. 最終的な研究目標は無線暗号アルゴリズム開発を通し,電子投票の3段階目である携帯用端末機を活用した電子投票システムを実現することである. 現在までに3編の論文を発表し, 2編は9月,10月に発表する予定である. 情報保安分野の研究としては,既存の保安アルゴリズムを応用して, 新たに改良した保安アルゴリズムを設計している. 現在は既存の保安アルゴリズムの脆弱点を探し,攻撃方法を探す研究を進行している. この攻撃方法を通し,より一層強力な保安アルゴリズムを提案することが目的である.最終的な目標は,新しい強力な保安アルゴリズムを開発し, 応用システムに適用することである.


代表的な発表論文
  • Yong-Sork HER, Kouichi SAKURAI,
    "Ballot-Cancellation Protocol of E-voting Based on Two Independent Authorities",
    The XIII ACME International Conference on Pacific Rim Management, Jul. 2003.
  • Yong-Sork HER, Kouichi SAKURAI, and Shin-Hwan KIM,
    "Design of the Secure E-voting System Including Absentee Voters Which Enables Ballot-Cancellation Based on Double Encryption",
    Proc. of 2003 International Conference on Computers, Communications and Systems, Vol.1, pp.69-74, Feb. 2003.
  • Yong-Sork HER, Jung-Gyu KIM and Kouichi SAKURAI
    "The Current State and Issue on the Implementation of Electronic Voting System Internet"
    Proc. of Pan-Yellow-Sea International Workshop On Information Technologies for Network Era (PYIWIT), pp96-103, Mar. 2002.