櫻井・堀研究室の皆様

齊藤です。
9月15日のESORICS/RAIDの参加レポートを送ります。
ESORICSは午前中で終了し、午後からはRAIDに参加しました。


■ESORICS2004
開催期間:平成16年9月13日~9月15日
場所:フランス・アンティソフィアポリス
参加者:90名程度

■聴講レポート
タイトル:Re-establishing Trust in Compromised Systems: Recovering
         from Rootkits that Trojan the System Call Table
著者:Julian Grizzard, John Levine, Henry Owen
概要:
攻撃者はシステムを乗っ取った後、ルートキットと呼ばれるツールを用いて悪
意のあるカーネルコードを実行させようとする。現在のルートキットはユーザ
スペースから進入しトロイの木馬を送り込むため、既存のカーネルイメージか
らシステムコールテーブルを引き出しシステムを回復させる方式を提案した。


タイトル:Sets, Bags, and Rock and Roll Analyzing Large Data Sets
         of Network Data
著者:John McHugh
概要:
日々増大していくネットワークフローを効率的に解析する方式を提案。bagと
呼ばれるsetの概念を用いて、SYN flagの含まれるパケットを解析する。