概要

サイバー攻撃(マルウェアの感染活動、分散型業務妨害攻撃等)に関する情報収集ネットワーク及び連携体制を国際的に構築し、ISP、大学等と協力して、サイバー攻撃に対抗するための研究開発を実施し、日本におけるサイバー攻撃等のリスクを軽減する。(基本計画書より抜粋)

研究内容

技術課題

国内外で収集された多種多様な観測データ及び統計データを用いて、各地の観測・統計データの類似性、局所性、及び時系列性を解析する技術の研究開発を実施する。(基本計画書より抜粋)

到達目標

初年度は、具体的なセンサーデータが収集されていないため、可能な類似性、局所性、及び時系列性に関わる分析手法について、シミュレーション等により、基本解析アルゴリズムを開発する。

2年目以降は、基本解析アルゴリズムを実際のセンサーの観測データに適用し、実用化に耐えうるように適切な評価指標を確立した上で、評価・改良を実施する。また、基本解析アルゴリズムには、観測データの解析結果について、効率的に可視化する手法を確立する。

最終的には、サイバー攻撃情報の解析を30 分以内に完了することを目標とする。(基本計画書より抜粋)